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余白と開放感に込める、自分らしさ

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Sさんご夫妻と奥さまのお母さま、そしてウサギのららちゃんが暮らすのは、リノベーションを施した中古マンション。

長くアパートにお住まいだったご夫妻がマンションの購入を決断されたのは、奥さまのお母さまとの同居スタートがきっかけでした。

「義理の母との同居をタイミングに家を購入することにしたのですが、 せっかくマンションを買うならば、自分たちの好きな空間にしたいと思ったんです」とご主人。

奥さまも「新築マンションも見学してみたけれど、こまごまとした間取りと白すぎる空間にどうも馴染めなくて......」と振り返ります。

かつてアイ・クルールでリノベーションをした知人の存在も後押しに。“リノベーションという選択肢”へたどり着いたのは、ご夫妻にとってごく自然な流れとなりました。

絶対に外せないコンセプトは開放感

「こまかく部屋が区切られているような、圧迫感のある新築物件が得意ではなかった」という気付きを経て、中古マンションのリノベ ーションを選ばれたSさんご夫妻。


だからこそ、住まいの空間では<開放感>が大切なコンセプトとなりました。

リビングダイニングに隣接していた和室をとりはらい、ご夫妻の洋服やかばん類、装飾品などを丸ごと収納できるウォークインクローゼットを新設。

料理が得意な奥さまのこだわりが詰まったキッチンは、お母さまと並んで調理してもゆとりのある広さを確保しました。

部屋と部屋がゆるやかにつながるよう間仕切り扉は出来る限り設けず、ぐるりと回遊できるプランに。

さらに「リビングの窓にカーテンを取り付けない」という思い切った選択が、室内に明るさと清々しさをもたらしています。

ご主人が「もしかしたら、ここが最も開放感のある部屋かもしれません」と語る寝室は、ヘリンボーン柄が映えるダークブラウンの壁とグリーンの床が静穏な雰囲気。

ベッドを中心に配したシンプルな空間には、生活の余白が生まれています。

「イメージしたのはホテルのベッドルーム。なんだか、前より眠りが深くなった気がするんです。いつかサイドテーブルと椅子を置いて、ゆっくりお酒を呑む、なんて過ごし方もいいかもしれません」

住まう人の個性も間取りに取り入れる

家族が一緒に過ごす時間はもちろん、ひとりで過ごす時間も楽しむことができる。この家に引っ越してから、そんな豊かさも暮らしにプラスされました。

料理教室を主催するほどの腕前をもつ、奥さまの楽しみはキッチンに集約。

奥さまの身長に合わせたキッチンカウンターや「ネットの事例で見かけて、自分の家にも使ってみたかった」というレンガ調の壁紙など、お気に入りと夢を詰め込みました。

そしてご主人は、フィットネスマシンや書籍・マンガに囲まれる趣味部屋に「好き」を詰め込んでいます。

開放感に包まれながら、プライベート空間もしっかり確保。

「以前のアパート生活よりも、家にいる時間が格段に長くなりました」と、ご夫妻は笑顔をみせます。

また、リノベーションの大きな魅力である自らつくり上げる空間は色選びにも。

お母さまの部屋の壁には、洗練されたモスグリーンをチョイス。さらに、無機質になりがちなお手洗いと洗面室の壁には、シックで清楚なスモーキーブルーを取り入れました。

友人を招き入れたくなるノンストレスな空間

限られた予算でオーバーは厳禁!間取りの大きな変更はナシ!!という条件下。

それでもSさんご夫妻は、リノベーションというツールを最大限に活かして自分たちらしさを叶えました。

「趣味部屋でじっくりマンガを読むのもお気に入りですけど、ららと戯れながらゆっくりテレビを見る時間が好きですね」とご主人。

「やっぱりこだわりを込めた分、キッチンで料理をしている時間が一番好きですね」 と奥さま。

さらに、ご主人は「早く家に帰りたくなりましたし、友人を家に呼びたくなりましたね。これまではそんなこというタイプじゃなかったのになぁ(笑)」と、心境の変化まで教えてくれました。

リノベーションで体現された思いどおりの空間。それはノンストレスな暮らしだけでなく、気持ちの余裕までもたらしてくれたようです。

BEFORE

AFTER